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〜 三十六計 敵戦の計 〜
・互角の力をもつ敵との戦い方

第七計 無中生有 (無の中に有を生ず)
無いのに有るように見せかけて敵を欺く計略。虚々実々の駆け引きのこと。
無いと言えばあると思う人間心理を利用した計略で、無いものを有るように見せかけて欺く策戦である。

(事 例)

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第八計 暗渡陳倉 (暗に陳倉に渡る)
暗(ひそかに)に陳倉(ちんそう)に渡る。敵の注意を本来の攻撃目標や目的とは別にところへ引きつけてから攻撃する計略。行動的には迂回作戦の形をとることが多い。おもに機動作戦で敵に不意打ちをかけて攻撃する策戦である。

(事 例) 漢楚戦争の頃(項羽と劉邦の時代)、漢の名将韓信が、あからさまに桟道の修理をしてみせることで三秦の注意を桟道に引き付けておき、ひそかに迂回して陳倉に進み、油断した敵の虚を衝くことで勝利した。

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第九計 隔岸観火 (岸を隔てて火を観る)
敵が内部分裂などで統制が乱れたら、下手に手を出さず自滅するのを静観して待つ計略。せっかくの内部分裂も外的が現れることで団結してしまうため、内部分裂が始まったら完全に崩壊して自滅するまで手を出してはいけない。工作して内部分裂を起こしたり手引きする場合もある。

(事 例)

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第十計 笑裏蔵刀 (笑いの裏に刀を蔵す)
友好の意志を示して相手を油断させ、警戒を緩めたところで攻撃したり罠に陥れたりする計略。外交などの場面でよく見られる駆け引きである。
およそ孫子も「敵の応対が不自然にへりくだっていたり、謙虚な言葉遣いでありながら備えを増している場合は、進撃するつもりである。具体的な条件も無く和睦を申し込んでくるのは謀略である」(行軍篇)と述べている。

(事 例)

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第十一計 李代桃僵 (李、桃に代わって僵る)
「李(すもも)、桃に代わって僵(たお)る」と読む。桃の傍にはえてきた李が、虫の害を受けて桃の代わりに倒れたと言う詩に基づく。
局所的な損害と引換に、体勢的(全面的)な勝利を勝ち取る策戦である。

(事 例)

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第十二計 順手牽羊 (手に順いて羊を牽く)
「手に順(したが)いて羊を牽(ひ)く」と読む。大軍が動くときには多くのスキが出来るので、それに乗じて(小回りの利く小部隊などを活用して)利(勝利)を取る計略。平たく言えば行き掛けの駄賃を稼ぐ策戦。
どんな小さな利益でも手当たり次第獲得し、小さな勝利を積み重ねることで全体を徐々に自軍へ有利な局面へと導く方法です。

(事 例)

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